某じゃぱん

魚釣りと人間

人間:実名と匿名

知人は上○屋が嫌い。

「初心者なんですけど。川でバス釣りしたいんですけど、何かえばいいですか?」って相談した店員に勧められたジャッ○ルのロッドが、管理の悪い車中で折ったから。

数千円分のルアーを購入した際、「袋入れますか?」を聞かれず、薄いビニール袋に購入物すべてを突っ込まれ、かつ破綻して破れたにも関わらずセロテープで応急処置したままの状態で「ありがとうございました」って渡されたから。

 

それはいいとして。

 

この「上○屋」とか「ジャッ○ル」みたいな匿名って、本当に効果あるの?何書いてあるかわかるでしょう?むしろ煽っているまであるでしょう?

 

この匿名って、場面にもよるけど、「わからない」ことに意味があるんじゃなくて、明記していないのに「わかる」ことに意味があるんじゃないかって。「隠したい」匿名と「責めを負わせたい」匿名があるんじゃないかって。

 

上の知人にしてみれば、ロッドが折れたのは自分のせいでも、購入者にセロテープで修繕した袋で商品を渡すような接客をする店は反省してほしいと。聞かれれば有料でもビニール袋買うのに。聞かない上にこの仕打ち、許せないってな気持ちなんでしょう。

 

コンプラ対策」で匿名使って「実名出していないから賠償命令受ける筋はない」って顔をして、実際には伏せている部分も丸分かりだから直接責めている。いつから世の中はこんなに不誠実になったんだろう。

 

「店員が悪いのであって、社名を汚されたことは許せない」とか、「気分を害されたから黙っていられない」とか、「オレも○○って店で××なことがあった」とかとか。

 

乗っかって騒いだヤツ、想像ででっちあげたヤツを端から罰して、その代わり実害を受けた人は実名で責めていいってのが自然じゃないの?何か世の中が「気持ち悪い」。