某じゃぱん

魚釣りと人間

釣り:趣味

趣味…専門ではなく、楽しみとして愛好する事柄

 

学生の頃、アルバイトの履歴書にある趣味の欄に何を書くか悩んだ。

楽しいから麻雀したし、楽しいから酒飲み行ったし、楽しいから女の子と遊んだし。でも趣味って敷居の上には載せられない。結局、「楽しい」とは少し違うけどしていたから「読書」とか「映画鑑賞」とか書いていた。

でも「読書」と「趣味『読書』」って違くない?趣味になると文学作品とか専門書とか、もっと細く奥の方を読まなきゃいけない感じ。実際、面接で興味もないだろうに面接官から「どんな本を読まれますか」なんて聞かれて狼狽えて。現代小説しか読んでないって分かると「ふーん」みたいな。

「映画鑑賞」も趣味だと古い名作的なのを観てないといけないような時代で。映画が趣味ならニューシネマパラダイスは観てるよね?的な。観てないよ。十年以上経って未だに観てないし。

 

趣味と言えるものがなかった過去。「カメラ」とか「ギター」とか言ってる友達が羨ましくて。心のどこかでは「それってホントに趣味か?たまたまやってることじゃねぇの?」とも思ってた。

 

 

趣味ってなんか…ウズウズするくらいのものであるべきじゃないかって思う。やったら楽しいとか時間がある時にいつもすることとかじゃなくて、

やりたくて仕方がなくて、時間を無理矢理工面してするみたいな。自分株式所有率20%以上の超大株主的なものでこそ趣味って言えるんじゃないかなって。感情的に傾倒する先のもので、余暇の専門行動、んー、もっと強くて欲深いやつ。

 

繁忙期で9:00-22:30勤務の生活が夏休みを挟んでひと月ちょっと続く夏、ウズウズしちゃって休みを待てなくて、5:00起きで釣りに行って釣れなかった人のモヤモヤです。