某じゃぱん

魚釣りと人間

釣り:自作の楽しみ

秋を迎え、川スモールはいま一つ…。

で、余暇が暇

 

 

休日以外は午前中しか釣りに行けない身としては、冬の寒さに耐えて川にスモールを狙いに行くのも辛いので、家で自作活動を始めました。

 

とりあえず「サビキ仕掛け」から。

 

便利な時代。

調べれば次から次へと情報が出てくる。

必要なものはgoogle検索してamazonで購入。ラインはあるので、大小さまざまな針、ひらひらアピールするのとか、

 

巻物状になっている「スキン」ってのとか、

ビーズとか(これは100均で)。

 

巻き方はyoutubeで検索すると出るわ出るわ。

 

で、完成品。「ジップロックに入れて管理」って、ひとまず動画で言われた通りにする。最初だけは優等生なので。

先日、これ持って海釣り公園へ行ってきました。

 

ちゃんと釣れる。情報に嘘がないのか、自分の手先の再現性が高いのか。いずれにせよ、「っぽい」ものができればサビキは成立するようだ。回遊した瞬間しか釣れないから数は釣れなかったけど、自分で作ったもので釣れるとうれしいもので満足。「次回も自作しよう」って気になる。

 

 

ところで、google検索もyoutubeも「自作するほうが安い」「自作なら自分好みの仕掛けが作れる」ってのが多かったが、実体験から意見をすると…

 

「自作するほうが安い」は人によると思う。ライン、針、ひらひら、スキンの購入費用の総額は「トリックサビキ仕掛け」3個分程度。ひらひらは無限に仕掛け作れるんじゃないかってくらい個数が取れて、スキンも仕掛け10個分くらいの量はあるから、自作できる仕掛けの単価は確かに安いのだが、「時間の消費」がなかなかで。

サビキは1.針に糸を巻く×4とか5、2.ひらひらをつけてスキンを巻き付ける×4とか5、3.幹糸にエダスを結ぶ×4とか5、4.幹糸の両端にスイベル&スナップを結ぶ、を作成する仕掛けの数しなければならない。合計4つの仕掛けを作って1時間半くらいかかった。

「慣れれば…」な部分もあるかもしれないが、月に1回程度しか行かない人は買ったほうが人生トータルではプラスなのでは。私は趣味の延長で「作ることも遊びの一部」なので有意義でしたが。

 

「自分好みの仕掛けが作れる」という点についてはその通りかと思います。どこまで貧相でも釣れるのか、逆に使用満足度の限界値まで豪華なサビキ仕掛けを作るとか。遊び・楽しみと捉えてするなら楽しいでしょう。スキンを巻き付けているときなんて、「アミエビ」みたいなシルエットに巻けると「おぉ!」って気持ちになったし。

 

いずれにせよ、「楽しい趣味の楽しい準備時間に新しい楽しみが増えた」と思える自分は、素敵な新しい扉を開いたのだと思われます。