某じゃぱん

魚釣りと人間

人間:ルーティン

会社員の話。

 

自分がしなきゃいけない仕事と、誰かがしなきゃいけない仕事がある。

 

責任が重い仕事と、軽い仕事がある。

 

評価に関わる仕事は、自分がしなきゃいけなくて、責任が重い。

 

評価に関わらない仕事は、誰かがやればよくて、責任は軽い。

 

多くの会社員が「評価に関わる仕事」に力を入れる。自分の評価が大切。そう、当たり前。

 

結果として「評価に関わらない仕事」には手を抜く。事務所の掃除とか、デスクの管理とか、備品の管理とか。

 

どっちの仕事が大切かって言われれば、そこは会社員。当然「評価に関わる仕事」が大切。

 

にしてもさ、随分じゃないか?

 

「評価に関わらない仕事」って、職場としてのルーティン的なものが多いでしょう?ってことは、その仕事が職場として満たされていて「0」の状態でしょう?フラットってこと。普通の状態。正常ってこと。みんなが分担してその「正常」を維持しているわけだ。ってことは、それをおざなりにするってことは、「自作自演でトラブルを引き起こす」ってことと同義だと思うんだが違うのか?

 

「0」の状態を作らずに、自己の評価に関わる仕事に精を出すってことは、自分の作り出した「マイナス域」から必死にプラスを作ろうとするまぬけな姿じゃないの?それが役職のついている人間だったから…

 

「0」の状態を維持すれば、アクションの全てがプラスなのさ。マイナスになるかもしれないのはリアクションだけ。外からのアクションさえなければ、マイナスはないのさ。こちらからのアクション全てがプラスになるなら、「0」を維持することが最優先じゃないの?

 

今ひとつコレを理解していない人が多くて。職場の些細なルーティンでも、それはきっと「0」を維持する大切なこと。何かしらの理由であなたがそれを飛ばした記憶があり、それでもまだ職場がいい環境であるなら、きっと誰かが無理してやっている。