某じゃぱん

魚釣りと人間

人間:使命感

目標を立てるのって割と好きな人が多い気がする。学生の頃も「目標を持って日々を過ごしてほしい」なんて、よく言われた気がする。漠然と目標って言われても「何の?」っていつも思ってたし、生活の自由になる部分を全て何かしらの目標に定めて行動するほど律儀でも真面目でも単純でもなかったから難しかった。っていうか、できなかった。

 

「計画」と「目標」って違くない?

 

「計画」は不確定要素も含めて絶対遂行すべきもので、「目標」は不確定要素のために実現不可能なこともあるけど目指そうか、ってな一部無責任なものって思ってる。だから目標って嫌い。

 

「目標を達成するためなら犠牲も厭わない」って、大惨事の予感がするのは私自身の目標って言葉のイメージのせいか?

 

会社って目標設定させるじゃない?営業目標的なもの。ウチの会社って、目標を設定させて達成させようとするんだけど、達成が怪しくなると「イケるの?」って聞いてくる。「イケる」って答えると「プランは?」って聞いてくるのに、「厳しい」って答えると「何で」って聞いてくるだけで達成に向けたアプローチの提案とかしてくれないんだよね。「詰める」ことはするのに、達成に必要な「助言」はしない。多くの会社がそうなのかもしれないけど。

 

個人で言えば軽薄で無責任な、企業で言えば他力本願で無計画な、そんな「目標」に何の意味が?深く考えないで「目標は大切だ」って言っている会社の偉い人(たち)、もっと頭使って合点のいく論理とか意義とかを提示してほしいです。できないなら勉強するか降りてください、問題が露見する前に。学校の先生もです。会社の上司と違って、先生と医者は人の人生に影響するからね。無責任で短絡的な目標を要求しないようにお願いします。

 

実現可能性がほぼないのに「計画」って言うのもダメですけどね。