某じゃぱん

魚釣りと人間

人間:似合う服、似合わない服

憧れのファッションアイテムがあるとする。欲しい。着たい。予算的には問題なし。で、すぐ買う?

 

年齢だけの問題じゃないはず。「似合わない服」や「似合わないカラー」ってある。

 

私は黄色のシャツがハマらない。着たくないわけじゃない。むしろ、シャツのカラーバリエーションとして着たいと思っていた。が、自他共に口にするくらい「似合わない」。

 

私の中には「似合わない服を着る」という選択はないのだが、果たして客観的に「似合わない服を着ている」と見える人たちはどんな過程を辿っているのだろう。大きなお世話は重々承知の上、人間皆一人称。とはいえ、自分がおかしいと感じるもの、受け入れられないものに対して少なからず拒絶意識、拒絶行動が起こるものだ。その一端としての意見。

 

きっかけとなったのは「ダウンジャケット」。パンパンに詰まったショートダウン。すでにムチムチ。コレを線の細い人が着ていたら細さが際立つ。背は高い方がより良い。ウエスト位置も高いので、脚が長く見えて映えるだろう。つまり「モデル」体型だ。

 

適正優先項目は、細身>高身長>脚長である。

コレの逆をいく体型でムチムチショートダウンを身につけた場合、何とも何とも…

 

「誰にも迷惑掛けていない」、最もな意見です。

「個人の自由である」、当然です。

「自分を棚に上げて…」、確かにそう。

 

でもね、客観的に申し上げて「ご自身の魅力を下げる行為」だと思います。

 

無理にそこを押し通してトレンドを身に纏っても、魅力が減退したら元も子もないでしょう?それを指摘しているのです。難しいものはある。難しいからこそ着こなすことに意義があって、尚ない袖は触れないのです。穿った見方をすれば、目に付くように華美にすることで商売を成り立たせようとする戦略ではないでしょうか。

 

ファッションアイテム自体の販売に止まらず、「痩せたい」という希望があれば、もちろん健康体型はいいことですが、減量サプリメントやジムの需要を喚起できる。本来トレンドとはそういう業界の景気活動として生み出されたものでしょう。「商売」「金儲け」にネガティヴな印象を持つ日本人センサーが、もっと作用しても良さそうな案件です。

 

旧日本人体系のムチムチショートダウン、ムチムチスキニーパンツあたりが気になる。