某じゃぱん

魚釣りと人間

人間:仕事で誕生日会

ウチの会社の会長。御年齢74、未だ現役。創業者で経営者。株式公開していないから全て意のまま、役員呼びつけて怒鳴り散らす日々。

 

毎年「生誕祭」と揶揄される行事が6月にある。各支所の上役が献上品片手に本社に集まり、ご機嫌伺いする。どこでもあるものなのか、地方企業あるあるなのか。最近では上司に不満を抱えた新人も生誕祭の噂を聞きつけ、大枚叩いて献上品を携えて上奏しに行っているらしい。田舎豪族企業あるあるだろう。

 

後期高齢者に突入間近の一人暮らし。「下心」が丸見えでも嬉しいのかもしれない。

 

次期トップを目指す役員の取り巻きが最近、「社員の大多数が彼を支持しています」ってな地盤固めに彼の誕生会を企画しているらしい。…ネズミ男ってどこにでもいるもんだ。

 

 

「会社の役員や上司の誕生会を企画する」って下心ありきだろう。される側もわかっているはず。その上で何を考えているんだろう。

 

社内牽制争いの支持者を集め、自陣に取り込み、勢いのある若手に恩を売って…

 

呼ばれて行くけど、正直楽しくない。「〇〇がオレの誕生会企画してくれて〇曜日にあるんだけど、オマエも来いよ」って、どんな顔して言っているんだろう。笑ってるのか?気持ち悪い。

 

 

オジサンの好みを想像してプレゼントの買い出し。

 

高いウイスキー

ブランド物のネクタイ?

子供の喜ぶレアなゲームアイテム?

 

ウンザリだ。行きたくない。

 

 

スーツ着て、

深夜の居酒屋で、

オジサンを祝う誕生会。

二次会にキャバクラ。

 

ウンザリだ。行きたくない。

 

 

楽しくない感情割り切って、仕事で身銭切って飲み行くなんてできない。能力以外の活動が出世の効率を上げるとしても、オレはいいや。

 

誕生会は息子のだけでいい。