某じゃぱん

魚釣りと人間

釣り:擬音語の向こう側

状態の副詞、程度の副詞、呼応(叙述)の副詞。用言を修飾する品詞。

状態の副詞に至っては無限に存在するだろう。

 

雨を表すなら「しとしとと」とか「ザーザーと」とか。

太陽を表すなら「さんさんと」とか「ぽかぽかと」とか。

 

この無限に存在する副詞を使って日本人は多くの様子を表現してきた。伝えたい相手が想像できるような適切な副詞を選択して、情報を伝え、共感を得てきたはず。

 

 

数多存在するブログを読んでバス釣りを調べてきた。数多存在するYouTubeを見てバス釣りを調べてきた。でも…

 

魚がルアーに「あたった」感覚を的確に表現している「擬音語」はなかった。

 

「コツっ」とか「グっ」とか書かれているし、あながち違うとも言い切れないけど、完璧ではない。「金属っぽい」とか書かれているものもあった。その「っぽい」の部分を何とか表現できないものか。そして、まだバスを釣ったことのない人間に伝え、共感される擬音語はないものか…

 

「バスのあたりってどんな感じですか?」に上手に答えられる日がくるだろうか。もし完璧な擬音語が見つかったら、既存のバスアングラー全員に使ってもらえるかもしれない。超後発アングラーがマウントを取る、数少ない方法の一つかもしれない。

 

ロクマル釣るより可能性を感じるのは弱気だろうか…

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