某じゃぱん

魚釣りと人間

食べ物:シチュー

シチューの正しい装り方。

 

子供の頃、実家のシチューと言えばクリームシチューだった。そして、夕食がシチューの主食はご飯。ただし、カレーのようにご飯にはかけず、お茶碗にご飯、個々に深めの皿に入ったシチューが提供されるスタイルだった。だから、この形式が私の「普通」。

 

結婚して妻の料理を食べるようになる。妻のシチューもクリームシチュー。しかし提供されるスタイルは違う。ご飯にかけられた「カレーライス」スタイル。

 

確かに、別皿で提供されてもご飯のおかずとしてちょっとずつかけて食べるから食味としては変わらない。違うのは景色と気持ち。

 

「正しい」なんてものはないのだろう。頭では分かっているものの、違和感は拭えない。築いてきた歴史があるから。食べるけど。

 

そんな妻もビーフシチューをご飯にかけることはない。ご飯ではなく、パンのこともある。結局は手元で主食につけたり載せたりするけど。

 

雰囲気だけなんだけど、別がいいなぁと。