某じゃぱん

魚釣りと人間

人間:良かれと思って

中学生が英語の穴埋め問題で動詞を書くとき、成績上位層は絶対正解して、成績下位層はそもそも何だかわからなくて、成績中位層は変化形が違って不正解する。

 

成績中位層の特徴。ルールを覚えていないから、解答に「良かれ」な工夫が加わること。ほぼ確実に不正解の形になる。所詮は感覚での気遣い。その時点での偏差値を大きく超えるはずはない。

 

「良かれと思って」何かされて、うれしかったことってない気がする。コレって、相手のことを思って行動しているように論じているけど、実際には自分感覚で行動しているわけでしょう?行動の裏側に相手の好みや傾向が分析されていれば、「良かれ」なんて言葉を使うことはないでしょう。スタートから自己弁護する言葉が使われているし、そもそも「あなたのために」ってスタンスなんでしょう?自分感覚のくせに。

 

ご飯はいらないって言ったのに、良かれと思って準備してある。お腹いっぱいなのに。食べると辛いし、食べないと不機嫌になる。

軍手はあるから大丈夫って言ったのに、所在を把握してないから良かれと思って購入して。一般家庭で軍手を20セット近くストックしてどうする?使い捨てるわけでもないのに。

医者に言ったらもらえるからって言ったのに、良かれと思って湿布を買ってくる。一日精々2枚しか使わないから…子どもじゃないんだし、そんなに頻繁に打ち身とかしないから。

 

自分本位を他人に押し付けてくるタイプの人ほど「良かれと思って〇〇」する傾向が強いね。子どもなら自由になる範囲も狭いし財力もたかが知れてるけど、大人だと迷惑になることが多い。気付いてほしいけど、本人は「良かれと思って」いるから「いいこと」している気になっている。どうしたもんだろう…