某じゃぱん

魚釣りと人間

人間:時間の使い方

7時間寝ているとして、一日意識を有して過ごしているのは17時間。

食事×3で2時間として、お風呂に入って30分、朝昼晩の歯磨きと洗顔とでかける支度に30分。これで残りは14時間。

 

会社員が会社で働いている時間、枠が決まっているから無意識経過(そんなことないけど)、通勤時間込みで10時間とすると残り時間は4時間。

 

一日の中で、完全に自分の意思で行動できるのがこの4時間。多くの学生、会社員の人は多少の違いはあれど、恐らくこれくらい「自分時間」を所有しているでしょう。

 

で、本題。この自分時間をどう使っていますか?

 

「眠るのが好きなので、時間があれば眠っています」っていう人がいます。別に個人の自由だから過ごし方に口出しするのは違うのでしょうが、「好き」だから眠っているのではなくて、「疲れている」とか「具合が悪い」とか、別の原因があるんじゃないですか?睡眠って意思でしないですよね?だって意識ないわけだし。「眠るとスッキリする」のであれば、身体に何かしらのマイナスが発生しているってことで、それを解消できるから眠っているわけでしょう?じゃあ、そのマイナスの原因を解明してマイナスが発生しないようにしたら、起きている時間が増えて一日をもっと意思的に充実して過ごせるんじゃないでしょうか?その方が充実しないですか?

 

「ボーっとしているのが好きなので、時間があればボーっとしています」っていう人がいます。別に個人の自由だから過ごし方に口出しするのは違うのでしょうが、「ボーっと」するって理解できないんですよ。何か考え事をしていたために時間が経過したなら理解できます。でも、特に何も考えず、頭を空っぽにしているって眠っているのと違うのですか?実は何か妄想に耽っているのではないでしょうか?考えたいこととか、私的ネバーランドに行くことを目的に「ボーっと」しているんじゃないのでしょうか?

 

大人になってから、自分時間は多少の誤差はあっても平日平均3〜4時間くらいになっているはず。その時間をできる限り有効に過ごすために、いや、そんな真剣なわけではないが、多くのことを「済ませたい」って思うと、眠ったり、ボーっとしたりどころか、複数の行為を並行して済ませたいと思うのが普通じゃない?変なの?

 

「風呂&YouTube」とか、「食事&読書」「食事&テレビ」とか、「晩酌&ブログ書き」とか、「料理&YouTube」とか、「掃除機がけ&radiko」とか…「タバコ&〇〇」なんて当たり前で、「大河ドラマ&ゲーム&晩酌」とか、脳のメモリ大量消費して満たされる…

 

「ヘッドフォン」とか「ウォークマン」とかって、「音に集中するため」よりも「ながら」をベースに開発されたんじゃないの?

 

偉いとか偉くないとかの話じゃないし、優れているとか優れていないでもないし、良いでも悪いでもない。ただ「もったいない」気がするだけ。

 

部屋のスペースは「空間美」ってあるのかもしれない。でも、時間に空間美ってないでしょ?しかも切り替えに時間かからない方が、他人に迷惑かけないでしょう?何一つマイナスのない考え方だと思っているんだけど、理解されても同調はされないんだよねぇ、このスタンス。正しいとか間違っているってステージには載らない話題だから何だろうね。譲りたくないんだろうね、居心地のいい「自分スタンス」を。もったいない。